同人エロゲの時代を変えた金字塔SLG『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』
タイトル | Teaching Feeling -傷肌少女との生活- |
サークル | FreakilyCharming |
ジャンル | SLG |
価格 | 3,080円 |
販売本数 | 110,000弱(DLsite)130,000超(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2015/10/27 |
・ただイチャつくだけでいい神ゲー
・着せ替えもできる
・似たような作品がめちゃくちゃあるので飽きても次が見つかりやすい
同人エロゲ界のドラゴンボール。
明らかに同人エロゲが商業的に成り立つと意識された作品でもある。これが爆発的なセールスを記録していなければ、今日の同人エロゲはここまで盛り上がってないかと思います。1作だけ異次元のセールスを記録していて、こんなに同人エロゲ買うひとおったん!? と当時困惑したことを覚えておりますな。
属性としては奴隷、女の子に傷があるとそこそこクセが強いだが、クセがあるのは見た目だけ。
いったんゲームが開始されると打ち解けてからは甘い雰囲気を一生出し続ける同人エロゲ。
発売後何年たってもアップデートされ続けるサークルの思い入れを感じることができる点も同人らしく、ザ・同人エロゲと言っていいと思います。古い作品だが、アップデートされているので古さはまったく感じない(というかメジャーのVER変更後はリメイクと表現したほうが正しい)。
この作品を同人エロゲをオススメする上で紹介しないことは不可能。
ゲーム部分はRPG、エロ部分はSLGな妹属性持ちへの鉄板『妹!せいかつ~ファンタジー~』
タイトル | 妹!せいかつ~ファンタジー~ |
サークル | いぬすく |
ジャンル | SLG |
価格 | 2,200円 |
販売本数 | 60,000超(DLsite)発売前(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2022/2/10 |
・RPG部分はすこし攻略に手間取ることも(すごく簡単というわけではない)
・エロはいわゆるチートモードはないのでもどかしさがあるがそれがいい
・妹感はあるけど妹属性がなくても大丈夫
ゲームとしては2時間もあればクリアできてしまうが、エロ部分がこれぞ同人エロゲという素晴らしいつくりでとんでもないタイムイーター。
ゲーム部分はRPGというか、選択肢によってステータスを上げていく+戦闘時にちょっとした操作。そこそこちゃんとプレイしていないと勝てない。
ヒロインが妹で妹感があるタイプの妹ではあるものの、まったく妹属性がないとしても楽しめる作品。もちろん、妹属性はあったほうが楽しめるであろうから、妹属性持ちには最速でオススメしたい同人エロゲ。
エロゲ部分においても体位がいくつかあり、プレイにはかなり自由度があるのでまったくヒアウィゴーできないということはまずない作品。
ゲームのスキルに自信があればACTは一択『聖騎士リッカの物語 白翼と淫翼の姉妹』
タイトル | 聖騎士リッカの物語 白翼と淫翼の姉妹 |
サークル | もぐらソフト |
ジャンル | ACT |
価格 | 3,300円 |
販売本数 | 66,000超(DLsite)8,000超(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2021/12/25 |
・ゲーム部分は容赦がないが、アクションに慣れていればふつうにできるのかも(アクションゲームが苦手だとクリアできない可能性がある)
・着せ替えあり、容姿のカスタマイズあり
・凌辱系のエロはだいたい網羅しているのでは、くらいエロシーンが多い
・抜きん出たレベルでアニメーションが素晴らしい
着せ替え、おっぱいのサイズ変更、ピアスなどなどカスタマイズが豊富。かつエロシーンのシナリオは相当に凌辱系。しっかり凌辱系。シーンが多く、シチュエーションもかなり幅広い。そして、よく動く。
エロは同人エロゲを始めるすべてのユーザーに広く伝えてオススメしたいレベル。ぜひ1度プレイしていただきたい。
ただこの同人エロゲとセットで必ず言わねばならないのだが、ゲーム部分はちゃんと難しいACT。難しいというか、マウスとキーボードでやるとかなりイライラする。これはゲームの難易度であって、同人エロゲとしての出来とは直接的関係はないため最初の同人エロゲとしても充分すぎる出来であるが、気が短いとかサクサクエロを求める方にとってはわりと不便。
アクションに苦手意識がないプレイヤーは、デビュー同人エロゲとして有力候補のひとつ。
カスタマイズ性においては同人エロゲームSLGで最強クラス『インサルトオーダー 〜生イキにゃん娘の快堕メニュー〜』
タイトル | インサルトオーダー 〜生イキにゃん娘の快堕メニュー〜 |
サークル | みこにそみ |
ジャンル | SLG |
価格 | 3,300円 |
販売本数 | 45,000超(DLsite)70,000弱(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2018/09/28 |
・女の子のカスタマイズの豊富さは発売から時間が経ってもトップクラス
・攻略に難しい部分はない
・エロシーン自体は豊富に用意があるが、容姿に比べるとカスタマイズ感はない
発売から時間がたっているものの、いまだにカスタマイズ部分についてはトップクラス。ことこまかにカスタマイズできる。おっぱいの大きさは当然、揺れ具合まで調整可能。すごい。
ストーリーはあってないようなものだが、SLGなのでシチュエーションをいろいろ楽しむといい。エロシーンもおもちゃの使用や体勢などシームレスな変化をする。
カスタマイズを全力で楽しんでみたいと思うひとにオススメしたい同人エロゲ。
ダークな雰囲気でランダム要素を楽しむSLG『ウラレタウン』
タイトル | ウラレタウン |
サークル | ゲームコロン |
ジャンル | SLG |
価格 | 1,870円 |
販売本数 | 50,000超(DLsite)50,000弱(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2017/02/17 |
・ジャンルとしては経営SLG
・ゲームはめちゃくちゃ簡単なわけではないが時間さえあればいずれ誰でもクリアできる
・ランダム生成だが気に入ったら保存もできる
・フォロワーが多いので、飽きても次にこまることはない
売春管理SLG。女の子はランダム生成だが、ランクが上がるとわりとハズレがすくなくなる。
プロフィールはフレーバーだけどストーリーがないぶんはかどる。
ゲームコロンはサークルとして出すソフトがほぼ必ずヒットするので、最初の1本でなくともいずれは抑えておきたい。同人エロゲとしてのエロさはもちろん、ゲームとしても経営要素があって遊べるのでオススメしたいが、ゲーム部分のおもしろさは上位に位置することは忘れてはならない。これが同人エロゲの標準的なおもしろさだと思うと推せる作品が激減する。
ドット絵が好きで明るい雰囲気がいいならやるべきSLG『あまえんぼ』
タイトル | あまえんぼ |
サークル | ドージンオトメ |
ジャンル | SLG |
価格 | 1,870円 |
販売本数 | 80,000弱(DLsite)30,000超(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2019/09/10 |
・いわゆるドット絵を楽しむならこれ(もしくは海外勢のもの)
・おねショタ属性がある場合はこれ一択
・アペンドがあるのでおかわりできる
・基本的には手軽だが一部キャラは手軽じゃないところもある
ドット絵を使った同人エロゲはそれだけで古くからのビジュアルにおける一大勢力で、近年は海外勢の台頭がめざましい。日本製で最近のドット、となるとまず思い浮かべる作品。ドット絵のエロを体験するならまずここからでよい。
おねショタで、ややバカゲーの要素を含んでいる(ゲーム自体は同人エロゲ版ぼく夏みたいなもの)。
イベントやミニゲームもすべてに夏感があるのでかなりさわやかな感じがしてしまう不思議な同人エロゲ。ゲーム部分も同人エロゲの中ではよい水準にあって文句はない。
ただ叔父にだけはシンプルに同情したい。
同人エロゲ界の老舗が放つノスタルジックな夏を体験できるSLG『SUMMER-田舎の性活-』
タイトル | SUMMER-田舎の性活- |
サークル | ディーゼルマイン |
ジャンル | SLG |
価格 | 1,980円 |
販売本数 | 55,000超(DLsite)20,000超(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2020/07/19 |
・SLGというかADVのようなゲームで、とくに詰まるところはない
・雰囲気がいい夏っぽい作品でノスタルジックさがある
・アペンドがあるのでおかわりができる
・制作サークルが同人エロゲ界の歴史みたいなところなので販売作品がめちゃくちゃある
ディーゼルマインの歴史はそのまま同人エロゲの歴史といっていいくらいの老舗。むしろドットは珍しい。3D系だったり、ジャンルの豊富さは感服に値する。
本作はドット絵。アペンドもすでに発売されているため、世界観が好きならおかわりもできる。
難しい操作はなくただひたすらにだらしなくエロい夏の生活ができる同人エロゲ。SLGというサークル指定のジャンルだが、ADVとも言えないこともない。
ヒロインはティーンエイジャーの熟女。すごいだらしなくエロい生活になる。アペンドはさらに増すので気に入ったらぜひオススメしたい。おでかけはいいぞ。
おさわりといったらこれ、調教SLG同人エロゲ『インペリアルハーレム』
タイトル | インペリアルハーレム |
サークル | らぷらす |
ジャンル | SLG |
価格 | 3,520円 |
販売本数 | 23,000超(DLsite)10,000弱(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2021/07/01 |
・とても古いジャンルおさわりゲーの令和版
・凌辱ではあるけどそこまで暗い雰囲気ではない
・サークルが似たシリーズを出しているのでハマったら別パターンもいける
操作になにも難しいところがないのがおさわりゲーの特徴のひとつ。古いジャンルで10年前にはすでにありました。
目の前にあるので! それを! こころゆくまで! 触るだけ!!! みたいな作り。
調教要素もあるので次第に女の子の様子には変化が生まれる。この段階堕ちが多いほど、基本的には人気が出ます。やりすぎるとめんどくさくなるだけなので、加減は大事だが、最初は強気だったのが最終的には、みたいな作品はやっぱり人気作。
おさわりというジャンルはいいものなので、ぜひおさわりゲーというジャンル自体をオススメしたい。その中でも新しめでやりやすいゲーム。絵柄がわりと対極だが、JSK工房からぷらすをおさわりゲーの中では推したい。
NTRの集大成、同人エロゲのNTRをいま始めるならここから『夏色のコワレモノ』
タイトル | 夏色のコワレモノ |
サークル | しなちくかすてぃーら |
ジャンル | RPG |
価格 | 1,870円 |
販売本数 | 40,000弱(DLsite)7,000超(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2015/10/27 |
・群雄割拠のNTRにおいて覇権と言えるレベルの出来
・段階が多いNTR
・攻略は一本道ではないが詰まるところはない
NTRは同人エロゲにおいては群雄割拠ジャンル。いや、群雄割拠というかあまりに増えすぎたために玉石混淆ジャンルになってしまったかもしれない。
そのヒロインはNTRでもなんでもねえ! ただの淫乱! とか、一切なんにもヒロイン心境変化しなかったらそれただの凌辱! みたいなことになりやすく、味付けが非常に難しいジャンルです。
夏色のコワレモノはおそらくは現状ではNTRと聞いてほぼ最初に浮かぶくらいの作品。誰にでもオススメしたいが、もしNTRというジャンル自体と未邂逅の場合は、ハマったほうがいい沼なのかはちょっと自信が持てないので自己責任で。近年の同人エロゲを考えると、そこそこNTRで宝石を探すのは手間がかかるかもしれません。
ファースト同人エロゲに最適なバランスがよいRPGの傑作『魔法少女セレスフォニア』
タイトル | 魔法少女セレスフォニア |
サークル | しもばしら工房 |
ジャンル | RPG |
価格 | 1,870円 |
販売本数 | 60,000超(DLsite)1,000超(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2020/12/11 |
・よくも悪くも無難な同人エロゲなのに、すべてが高レベルで傑作と呼べる出来
・クセはないがこれが平均値だと思うと痛い目にあう
セレスフォニアはなにがいいのだろうか。
これは結構難しいテーマで、ことさら目立つ部分はない同人エロゲなのである。
ただただゲームをして、ただただエロい作品。それがセレスフォニア。
よくある無難な同人エロゲにすぎないのだが、とんでもなくエロい。
なにがと訊かれるとよくわからない。バランスのよさ? しもばしら工房は丁寧なRPGをめちゃエロく作るサークルで、デビュー作からすでにスターダムを走っているというよくわからないすごさを持っている。全作品がエロい。ただちにオススメしたい。サークルごとオススメしたい。
それほど作品数がないため、サークル全買いがしやすいサークルでもある。しもばしら工房の推しはいいことしかない。
入信を検討するレベルでイチャイチャを味わわせてもらえるSLG『1room -家出少女-』
タイトル | 1room -家出少女- |
サークル | パルティア教団 |
ジャンル | SLG |
価格 | 1,980円 |
販売本数 | 80,000弱(DLsite)20,000超(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2018/8/3 |
・ヒロインがひたすらにかわいい(これ以外語るのはもはや無粋)
無粋なので多くは語れないが、夕は死ぬほど可愛いからとりあえず恋に落ちるべき。
ボリュームがすごい、ヒットメーカーの外さないRPG『軋轢のイデオローグ』
タイトル | 軋轢のイデオローグ |
サークル | ONEONE1 |
ジャンル | RPG |
価格 | 2,750円 |
販売本数 | 70,000弱(DLsite)10,000超(FANZA)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2019/04/12 |
・王道RPG
・細部まで作りが丁寧
・信じがたいレベルのボリューム
・サークルは出せば必ずヒットするレベルの大御所なのでハマっても次回作も安心
まずはそのとてつもなく巨大なボリュームに驚けばいい。価格は正直最初の1本としては高めだし、ボリュームも多すぎるとは思うのだが、ONEONE1というサークルをすすめられないようなオススメがあるものか、と心の中の同人エロゲレビュワー魂が叫び散らかすために選んだ。
RPGがわりと好きだったらぜひともすすめたいが、これが標準的な同人エロゲRPGでないことは……まあ、説明しなくてもやったらわかる。
2022年に唐突に現れた痴漢同人エロゲSLGの究極作『ぐるぐる痴漢電車』
タイトル | ぐるぐる痴漢電車 |
サークル | でぃすぺあ |
ジャンル | SLG |
価格 | 1,760円 |
販売本数 | 30,000超(DLsite専売)※2023年1月31日時点 |
発売日 | 2022/8/9 |
・サムネはこのゲーム唯一の欠点
・これがLIVE2Dの平均だと思うと痛い目にあう
・選択肢があるのに自由オブ自由を感じられる
・セリフがステータスに合わせてここまで変化するゲームはほかにないレベル
サムネ以外は完全無欠。おさわりゲーにも該当しますが、痴漢ゲー以外には呼びたくない。痴漢ゲームというのは数々出ており、なかなかの激戦区。盗撮と並んでかなり好きなジャンルであるため、結構な数はやってきました。
過去にも名作が数多く発売されていますが、「ぐるぐる痴漢電車」が発売されて以降は、この同人エロゲ以外を痴漢モノとしてプッシュするのは難しいと感じています。とてつもなくできがいい。
詳しくはレビュー記事を。ここで紹介するか悩んだのは、この作品のあとだと厳しいが、先にやったら名作である痴漢ゲーが存在するという点のみ。とくにifでないほうの衝動は、いずれなにかの機会に激推ししておきたい。
【番外:自分で選ぶ】10年以上同人エロゲームを買い続けた経験からおすすめできる基準
以下は長くなりますが、後悔しないファーストエロ同人ゲームの役にたてればさいわいと思い書いています。
なぜこの記事が長いかというと、オススメされたところで癖に刺さらなければ同人エロゲームはなんの意味もないからです。売れているからと言って、あなたに刺さらないと後悔しか残りません。
ファーストヒアウィゴーを同人エロゲーで迎えるツワモノはほぼいないと思われますので、これまでヒアウィゴーの経験は少なからずあるという前提もあります。
ミスマッチさえ起こさなければ同人エロゲー選びで後悔する確率はとても低いと言えます。開発者の数が多いため、どんなニッチな癖に対してもある程度のレスポンスが望めるのが同人エロゲーのいいところです。
・自分のニーズを把握して選び、最初の1本は冒険しない
・制作しているサークルは多数あるのでニッチなニーズも満たせる
よく売れている同人エロゲーは正義
さて、自分にあったものを選ばなければいけないと言ってはおきながら、同時によく売れているものはそれなりに出来がいいのは事実です。
1万本を越えるセールスからはハズレがほぼなくなり、2万本を越えたあたりからはほぼアタリと言える領域に入ります。
5万本を越えたセールスを誇る作品は、基本的に全同人エロゲーマーが持っている作品だと思っていいです。
また5万本を越えるような作品はその後のフォロワーが多いこともメリットのひとつです。似たような作品が探しやすくなります。
流行った同人エロゲは似たようなものが出るケースが多いのです(出来はまちまち。本家を越えることもある)。
特殊なジャンルには注意
スカトロやリョナなど好きではないひとにとってはまったく無用なものについては、サークル側も自覚しているため、それなりに注意があるケースがほとんどです。
したがって、注意するべきはサークルやそのサークルのファンがふつうだと信じ込んでいるが、ひとによってはキツいものです。
NTRや暴力的な表現はもちろんのこと、複数が許せなかったり、同性が許せなかったりと細かな癖があります。それらはときに醍醐味でもあるのですが、最初の1本としては不適格。
このページでおすすめする同人エロゲームは隠し要素があるものは排除しています。
それまでの作風とちがうどんでん返しや突発的なイベントが起こらず、最初の雰囲気のままでクリアまでいけることを重視しています。
・このページで紹介する作品は最初の雰囲気のまま最後までクリアできる
プラットフォームはFANZAとDLsiteの併用が基本
同人エロゲームを遊ぼうと思うと、基本的にはPC内にダウンロードして実行することになります。
中にはインストールを必要としたり、パッケージ化して実際の商品がある同人エロゲームも存在しますが、発売当初はバグがあるのがほぼ前提ですので、ダウンロードするタイプが主流です。
同人エロゲームをダウンロードできる媒体は主にふたつ。
FANZAとDLsiteです。
同人エロマンガはFANZAが強く、同人エロゲームはDLsiteが強いです。
ただ同人エロゲームだけをプレイする場合でも、2つのサイトはセールを行ったり、どちらかでしか売っていない作品も存在するため、両方のサイトを使い分けることが基本になります。
・DLsiteとFANZAはセール時期以外ならどちらでもよい(セール時期は安い方がおすすめ)
同人エロゲームにおけるジャンル
あまりサークルが指定するジャンルはアテになりません。まったく間違いというわけでもないのですが、ADVは避けられがち
ACT
現在、かなり強いジャンルの一角です。昔から技術革新というか、その世代のゲームの平均値を突如大きく上回るような作品が出てくる印象。マシンスペックを要求されることが多いので、必ず体験版でテストすべき。
合う合わないがあるものの、基本的にはコンシューマと同じなので、コンシューマでアクションゲーム(マリオもそうですし、格ゲーや無双もこのジャンルです)が苦手な場合は、同人エロゲにおいても苦手です。
ADV
戦闘なし、会話は選択肢でルートがあったりフラグがあって、多くはエンディングに分岐があります(他のジャンルでもありますが)。
以前は一大勢力でした。さらに同人エロゲが流行する前の商業エロゲにおいては、主流といっていい時期もありました。ただいわゆる紙芝居ゲーの台頭から廃れてしまったジャンルかと思います。
いまではあまり見ない(とくに売れる作品には)ジャンルですが、SLGやRPGを名乗りつつ実質ADVということはよくあります。
SLG
増加しているトレンドジャンルと言ってもいいでしょう。選んだシチュエーションや、成長させたステータスによってエロシーンが変化します。エロシーンは自由にカスタマイズできることが多いのですが、中にはなんちゃってSLGでクリックするしか選択肢がないというようなものもあります。
RPG
ドラクエ以降ゲームの歴史に鎮座しつづけるジャンル。同人エロゲにおいてはやや陰りが見え、アクションやSLGの台頭に推されている感は否めません。
定期的にとんでもないボリュームのものが出てきます。
STG、TBL、PZLなど
シューティング(STG)はたまに見ます。年に何本かはトップ300くらいには入っている印象。これもACT同様、コンシューマでの得手不得手に依存します。
テーブル(TBL)も稀に見ますが、STGよりさらに見ません。スゴロク形式が一時期ほんのわずかに流行ったような気もします。
パズル(PZL)もほぼほぼ見ないジャンルです。昔は流行った時期もありましたが、いまは本当に見ません。
・シューティングやアクションなど明らかなもの以外のジャンルはわりと適当
・とくにRPG、SLG、ADVは作品の概要を見るなり、体験版をプレイするなりして、確認したほうがよい(逆に言えばこの3ジャンルはどれであってもなんとなくできてしまう)
初心者が最初の1本に選ぶべきタイトル
ジャンル、方向性、重視する癖のいずれも欠かしては順調なスタートがきれたとは言い難い。
・エロまで長すぎないこと
・だれでもクリアできるレベルであること
・ビジュアル面だけでアドバンテージがあること
・相場に比べて高すぎないこと
・類似作がある程度の数あること
以上の条件を満たしていれば、あとは自分のニーズに合わせて選んでよいかと思います。
自分のニーズとミスマッチをなくすための同人エロゲーム要素確認
ゲーム性
同人エロゲームをセレクトしているからにはある程度は遊びたいニーズは存在する。ただゴリゴリのRPGは全年齢のコンシューマを買えばいいです。
あとは「あれ? なんか○○と似ている」と思うことはわりとあります。いや、これペルソナじゃんは何回か思ったし、未プレイだけどファイアーエムブレムに似た作品もよく指摘されています。ドラクエじゃんは結構な数で思います。こういうよくあるシステムはなんとなくでできるので、ハズレがすくないです。
反面、オリジナリティが高いゲームはシンプルめなシステムであってもよくわからない扱いを受けたり、オリジナリティが高くて複雑なゲームシステムはもはやクソゲーのそしりを受けることもあります。
・なんか似てる、はよくあること
・オリジナリティは必ずしも褒め言葉とはかぎらない
・たまにオリジナリティがあっておもしろいゲームもあるが狙うようなものではない
ビジュアルの動き
ビジュアルは基本的には動いたり、絵が切り替わったりします。とくにいま売れている同人エロゲには動きがあるタイプが多いので、どれだけなめらかに動くかというのも大事です。
また同人エロゲらしいというか、イラストのレベルはまちまちです。たまに絵のレベルがイマイチであってもよく売れている商品もありますが、基本的には画力と売上は比例します。
逆に言えば、サムネの絵はすごくうまいのにさして売れてない作品にはゲーム部分に欠点があるケースもあるため、プラットフォームでの評価はチェックしましょう。1千本以上売れていて、DLsiteで☆4以下、FANZAで☆3未満のレビュー評価になると、購入は慎重に。
雰囲気のライトさダークさ
凌辱系のダークなシナリオには「凌辱」や「無理矢理」などおどろおどろしいタグがついていることが多いです。
ただし、タグも完全には信用できるわけではありません。サークルにとっての「無理矢理」があなたにとっては「淫乱」だったり「甘々」になっていることがあります。誤字ではなく、本当にこのレベルで起こりえます。
たまに「思ったよりも暗くない」みたいなレビューが書いてあるときはこのパターンをまず考えます。
逆に「甘々」と書いてあればほぼ甘いです。「甘々」で釣っておいて監禁や調教でしたー、みたいなことはあまりありません。たまになぜか「甘々」系のタグと「NTR」が同居している現象がありますが、これはNTRがそれほど重くないことが多いです。
プレイ時間の傾向
ジャンルによります。そしてサークルによります。
SLGはハマれば何十時間も飛ぶものもありますが、さらりと触れる程度なら1時間もかからない、周回前提なら1週が数十分程度ということもあります。
RPGはストレートでクリアできれば3、4時間程度のものが多いですが、10時間かかるゲームもありますし、やりこみ要素やサブストーリーなどを含めるともっと時間がかかるものもあります。
プレイ時間がすくないときには「ボリューム不足」の文字がレビューに踊ることになりますので、レビューがいくつか出るまで購入を待てばある程度わかります。ただし、短いから駄作とも限りませんし、長いから良作というわけでもありません。
このあたりは自身の生活を考えながら選択していくとよいでしょう。
私的意見を述べるのであれば、4時間を越えるRPGは出来次第でプレイがキツい。2時間に満たないようなものはボリューム不足と考えます。
SLGはかかる時間が出来にほぼ関わらないので、何時間やってもおもしろいものもありますし、10分で飽きるものもあります。
ACTはステージの数次第で、1ステージ自体が膨大なことはほぼありません。