チホネトラレケイカクがもうそろそろ出そうなので、予習をかねて名作・NTR伝説をやり直してみました。
発売されてみないとわからないですが、チホネトラレケイカク制作サークルがCi-enで公言しているとおり、わりと色濃く影響を受けているものと考えられます。
NTR伝説自体はいまさらワイが勧めるまでもないような名作ゲームですが、もしまだ買ってないひとがいたとして、なにかの参考にでもなれば。
『NTR伝説』基本情報
ワイの評価 | 4.0/5 |
タイトル | NTR伝説 |
サークル | GoldenBoy |
価格 | 1,430円 |
販売本数(概数) | 2023年3月18日時点 53,000(DLsite専売) |
発売日 | 2020年07月31日 |
販売情報
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『NTR伝説』のエロさ
ビジュアルのエロさ
ドット絵はやべえクウォリティー。エロさの前には惨敗しがちなワイの語彙ですが、やはりあっさり敗北するレベルでドット絵がお見事。
表情というか、顔の紅潮にやや独特な配色がなされていて、どういう感情なのか一瞬わからなくなることがありましたが、気になるほどではないです。
メインページのビジュアルはどうでしょうね。正しいんですけど、動くともっとエロいが正解かも。
コスプレも揃ってるのでビジュアル面がヒアウィゴーを妨げることはないです、たぶん。
もしかしたらこれドットじゃん! というひとがいたらあるかも。ただドット苦手なひとでもいけるクウォリティーじゃないとこれほどは売れんのですよ。
ストーリーのエロさ
ストーリーはないとは言えないが、濃厚かと言われればあっさりめ。あっさりめというよりは、プレイヤーの想像力に委ねられている。
ある程度シチュエーションとかは用意するからディテイルは補完しとくれやす、みたいなスタイル。
で、結果的に言うとこれがバッチリハマった結果、名作になったわけです。
NTR伝説がストーリーなしに流行ったかと言われるとわりと微妙だと思います。
そもそもストーリーで日本語書かれてねえし、ストーリー的なストーリーはたしかにないけれども、NTRあるある的なものを網羅した結果だと思います。
ことばなんかなくても、NTRはNTRだってわかんだね。
特筆しておくべきエロさ
NTRのあるあるをわりとしっかりぬるぬる動くドット絵で体験。
マジでこれに尽きると思います。
なのでもし全国の書店に並ぶとしても、死ぬほどヒアウィゴーし続けました、みたいな帯はつかないはず。
だれにでもある程度あうのが素晴らしいところだと思います。
『NTR伝説』の基本的な構成
ジャンル、ゲーム部分について
いちおうサークルの公式タグはSLGになってますけどどうでしょうねえ。
ADVかもしれませんなあ。まあ、SLGでもいいか。
アクションっぽいことをしないでもないので、SLGではないような気もするんですけどねえ。
段階というか状況によって反応変わるというところはSLGっぽい気もしますが、ゴリゴリのSLGではないかと思います。
攻略の難易度
ダルい。シンプルにゲーム部分はダルいです。
難しくはないし、時間をかければできる。
ただまあヒアウィゴー可能領域に突入したあとは、段階ごとの堕ちもあるので何度もヒアウィゴーできます。
ダルいはダルいんですが、よいころあいの難易度になっていてかつダルさになっているので。
もっと楽にお金稼げてもいい気はするというか、これじゃなくてよね、とは思います。
『NTR伝説』のWEB上の評価・評判
Twitterや掲示板、他の感想サイトをさっと見た感じをまとめます。
あくまでワイが記事を書いたときに見てきた感じなので、正確には自分で調べて欲しい。
Twitterでの評判
さすがに記事執筆時点で時間が立ちすぎていて遡る気力がなかったです。
名作だし、レガシー的な作品であるのは否めないので、「NTR伝説みたいなゲーム」という表現みたいに、ジャンルのベンチマークとして認識されている感はあります。
サイト・掲示板の評判
古いDLsiteのレビューはちょっとべた褒め傾向が強すぎて今読むと若干ギャグに見える現象は起こっているものの、やはり名作であることには疑いの余地がないので、評判はいいと言えるでしょう。
『NTR伝説』をおすすめできるか
誰に推せる?
これだけ先に言っておくぞ。
このゲームに対してオススメとか失言レベル。草湿りっぱなし。
50,000売ってるようなバケモノ作品を持ってない同人エロゲーマーがおると思ってないんですよね、ワイは。
同人エロゲームを定期的に買うような層は5万人たぶんいない(定期的じゃないなら10万くらいはいる)。
売れ方を見るとおそらくワイのようにわりと雑多に同人エロゲームを買う層というのは数千人くらいの規模。
3、4万人くらいは自身の好みに合わせて買っている。
JK好きがいたり、貧乳好きがいたり、アナル好きがいたりするわけです。
だから人気のある属性だったり、出来がいいことが膾炙されていたりすると2万本くらい売れる。
この2万というのが「いい作品が無理なくセールスできる範囲」。
これを超えると常識外にバズってたり、属性がディスイズちょうどいい性癖、みたいな構造をしていたり、もうなんかおるだけで神みたいなサークルが作ってたりする。
つまり、5万はワイの想定では全員買っとるんよ!!!
5万というのはそういう数字ですね、はい。
つまり、マジだれにでも推せる。
誰が買ってはいけない?
だれにでも推せるとは言え、ドットNG属性はさすがに買わないほうがいいかな。苦手くらいだったら跳ね返せるとは思いますわ。
脳内補完というか、ストーリーが言ってしまえばあるある系で構成されているので(そのぶん難しくないという利点になっている)、テキストの妙味みたいなものがすべてである場合にはすこし注意が必要かも。
そういうテキスト芸はしてなくて、シチュエーションや動きの勝利なので。
『NTR伝説』は月に向かって吠えられる作品か?
当たり前である。
わおーん。
ちごた、ワイ類人猿でした。
うっきー。
これが☆5のひとは大勢いると思います。
いないと思うけど、もし買ってないひといたら買っていい。
とくにエロ同人ゲーム好きを自認するなら購買済リストに当然入っているべき作品。
『NTR伝説』をFAQでおさらいする
ワイだよ、類人猿だよ。NTRってあるじゃん? あるよね? 基本的にはマンガよりゲームのほうが好きなんだけど、NTRだけはマンガのほうが名作多いよね、っていう。プレイアブルだと「そうはならんやろ」に敢えて突っ込んでくスタイルじゃないとNTRされにくいからしょうがないような気もするよね。でもそれここのレビューで言うか、っていうのはあるよね!
サークル『GoldenBoy』について
サークルではどの程度の位置づけか
処女作。海外ドット勢の中ではおそらく最初にヒットした作品だとワイは認識している。
当時、「なぜこんなに売れるのか」というのがイマイチわからなかったが、海外勢には海外マネーが文字通り流れ込むのだということを悟った作品でもある。
次回作の予告などはないが、発売後2年ほどアップデートを行っていたので、今後も活動の可能性がないことはないだろうと思われる。
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