2024年おすすめ同人エロゲランキングの基準
さて、2024年のマイ同人エロゲランキングだが、事前注意を読まない場合はこのままランキングに飛ぶがよい。
ワイは園に鎮座する買うか買わざるかを決める猿として、可能な限りフェアにランキングの説明を事前にしていくが、正直さらっと頼むわと言われておかしくないと思うので回避策を用意する。
クソ長い事前説明をスキップしてランキングを見るならいまのうちだぞ。
曇りある眼で見ている
仰々しい注意書きを経てここから読んでくれる諸兄には感謝の念しかない。
ワイの癖の開示とほぼ同意であるから、ワイもなかなかの歌舞伎猿であろうと思う。
ということで、断るまでもないがワイによるワイのためのランキングの基準をひとつひとつ説明していく。
ワイのX(旧トゥイッターランド)にも記載してあるのだが、貧乳or凌辱系の要素を満たすと基本的にはバチバチの高ポイント。
JKは世界最高の職業なので当然高ポイント。
NTRは言うほど好きじゃないから加点はないけど、ワイは地味にNTR警察なので減点だけ厳しい。
アナリスティックな作品は基本高ポイントをつけがちではあるが、必須ではない上に、アナリスト協会の者ではあるのでサービスの質が低いと減点も厳し目。
つまり、JK、貧乳、陵辱系は出て来た瞬間ポイントが普通の人類よりも高めについており、アナリスティックなものは出来が無難以上であれば高めに出ている(ショボいとクソ減点されている)。
NTR系は矛盾があると他がよくても低めに出る(矛盾がないからと言って高くはならない)。
今年はとくに貧乳に優しい猿である
2024年は貧乳がもはや絶滅危惧。とくに高めに採点した自覚はある。
出会えた、ありがとう……。みたいなノリ。
ただまあ、デカけりゃいいんすよ、という派閥とは違い、小さけりゃいいんすよ、とはならない。
貧乳とは引き算の美学なのである。
あるべきところから引くことは美しいが、ないところから引いてしまってはいけない。
そのようなものである。
ヒアウィゴー回数ランキングではない
当然重要な基準であるが、最多だからと言って上位というわけではない。
ヒアウィゴーランキング1位は、同人じゃないカウントだから書かないけど某メイドカスタムゲー。
っぱ貧乳にし放題っていうのはそれだけでポイント高いんよ。
2位が妹(DLC入り)、3位がでぃすぺあ神だと思う。数えてないけど。
ランキングトップ10入りしたものでも、ぶっちゃけ1、2回しかヒアウィゴーしなかったものもある。
ランキングの中ではたぶん2位1位3位10位5位とかなんかそんな感じの順になりそう。数えてないけど。
つまり0はランキングには入らないけど、上位に行くほどコスパ(意味深)が高いわけではない。
コスパだけで言えば10位が最強であり、結論である。
他作品との相対評価なのでジャンル被りはモロに影響が出る
似ているもので負けていると思った方は順位が低く出がちである。
ぐるぐると衝動が被ったところでワンツー決めると思うけども、そこまでではない場合はどちらかは5位くらいは落ちると思っていい。
あとはやはり全体のバランスは大事なので、食傷気味なジャンルが続いている中で真逆のジャンルが来て出来がよかったりすると引っ張られることはある。
2024年をいまを生きた猿のランキングなのである。
2025年以降のワイがこれを見たら偏りすぎやろ笑笑と嘲笑する確率は高い。
1、5、10位と妹DLCあたりは2025年以降も触っている可能性もありそうだが、イチからやり直す系は再プレイするか極めて怪しい。
まあ、個猿が作るランキングなんぞその程度の整合性しかないので、客観的数値が見たいなら売上ランキング見るべきだぞ。
年間ランキングは後半の方が高めに出るだろ
これはもうそういうものだからしょうがないと思うのだが、後半の方が高めに出がち。
売上ランキングは当然前半の方が高いに決まっているのだが、あくまでワイの印象度ゆえいかんともしがたい。
結局のところ2年後とかにこのランキングを見て上位作品に触れ続けているかはかなり怪しいわけだしね。
書いている時期に近い時期にプレイしてた方が印象残ってるに決まってるだろという猿にもわかる理屈である。
不誠実な広報活動・販売方針はクソだけど作品とは相関強くない
これはムカつくから言及はするがエロければ無罪でもあるので、大幅にランクが下がったりはしていない。
並んだときは当然心象が悪いので下にはなるが、あくまで順位影響が限定的な「副項目」でしかない。
不誠実だからと言って、1位が5位になったり、3位がランク外になったりはしないけど、同率3位なら4位にしている、という感じ。
ゲームがダルいのはマイナス
激しいマイナスというか、ヒアウィゴーできればいいというものではない。
同人エロゲーとして売ってるし、同人エロゲーとして買ってるし、同人エロゲーとしてレビューしてるわけだから、当然と言えば当然なんだけども。
丁寧さは最低条件に思えるかもしれないが、ユーザビリティとかホスピタリティとかそういう概念が適切かどうかが最低条件。
ホスピタリティが高すぎるゲームは気持ちの悪いヌルゲーになり、ゲームをする意味がなくなる。
が、逆に低すぎるとクリア不能な駄作を産む。
そのへんのバランス感覚が同人エロゲを作るのにもっとも大事な資質だとワイは思うが、そういうセンスねえならナメクジ難易度つくっとけよ、と思う。
クソ難易度設定した挙げ句に「言ってることはわかるけどぉ」から始まる作者の暴言は本当に嫌い。
ワイはきみの考えた最強のゲームに興味はないんだよ、きみの考えた最高のエロに興味があるんだよ。
「簡単にクリアできるとリビドーが出ないと思っている」的な発言をしていると返金して欲しいと切に思う。
「ギリギリクリアできる難易度」を勝手に決めて勝手に設定してくるけど、もう1回言うぞ。
ワイはきみの考えた最強のゲームに興味はないんだよ、きみの考えた最高のエロに興味があるんだよ。
リッカがバカ売れしたのはゲームのクソさを上回るレベルでクソエロいからだぞ。
ゲーム部分のたいはんはすこし難易度の低いツボ。リッカに限らないけどアクションだいたいツボなんよ。
そういうわけで、すべての同人エロゲーにバッドエンドでも全解放の導入はして欲しいと心から願っている。
本当にマジでゲームの難易度求めてないから、ゲーム難しいならそうやって書いとけよ。
売上ちゃんと落ちると思うわ。
なので、クリアできないようなクソゲーはランキングには一切入れてない。
2024年おすすめ同人エロゲランキング10位:校則女子
おそらく結構な人類にとっては物足りない作品なのであろう。
その証左として(いくら安いとは言え)3万本を売っているのにDLsiteの星は4.5である。
本作を名作たらしめるのに必要な要素は想像力による補完、つまりこの1本は人類補完計画と言える。
ビジュアルで刺さらんことあるか? という秀逸なビジュアルの出来、しかもこの値段、JK。
これを買わんことあるか?
昨今の同人エロゲは普通に2K円を超えるため、ワンコインで買える本作をためらってはいけない。
値段相応の機能で満足度が高いという点においては、Doujin Fever!! Night Assault!(こっちは1000円オーバーなのでもうちょっとできることは増える。今回はギリギリランクインしなかった。)と共通している。
ただジャンル被り被害者の会。
買いやすい値段設定もあってもうちょっと上でもよかったけど、ギャルズコレクターと被ったことでワイの中でインパクトがやや薄れてしまった。
当然、ギャルズコレクターのインパクトも落ちている。
つまり、両損である。
ギャルズコレクターの方が遊べる感があっていいという人類は多いだろうが、ワイは催眠あんま好きじゃないのと、本作の方が女の子の扱いがひどかったのでワイの評価は高くなった。
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番外忖度枠:カードショップでおっぱいを見せてくれる女の子
前提として、9~12位くらいまでワイ的にはかなり僅差だった。
その中で、本作は10位として当初考えていた。ただランクインの最後の一押しは政治的な要因である。
本作はAIを使用しているのだが、その影響からか売上が芳しくない。
AIの違和感がゼロかと言われればゼロではないが、それでもこのくらいは許容した方が全員得じゃね? くらいはあると思っている。
原理主義の人類にとっては許しがたいものなんだろうけど、ワイは次作を2年待つとかよりいいと思うんよな。
ふつうにAI使ってても佳作もあるんだよ、という紹介が目的であった。
ただゲーム部分はべつに特段面白いものでもないがクリアはできる程度だし、めっちゃ捗るかと言われれば並であった。
一部貧乳案件であったため、ワイの中ではトップ10前後だったが、政治的忖度で10位に入れるのはどうよ? という真っ当なギモンがワイの中に芽生えたため忖度枠となった。
実際によくよく考えると9位や10位だった可能性もないではないが、一度芽生えた感情を無視してフラットに戻すこともできぬのでもはや潔く(潔いか?)忖度枠である。
エロ部分はAI感がないことはないがかなり少ないほうだと思うし、多くの人類には問題ないだろうと思う。
AI抵抗なければビジュアルはアドバンテージがある部類に入ると思う。
ただ環境次第で起動できないバグがありそうな様子もあるので、cienとか見て少々注意。つまり同人エロゲの疑義注記。
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2024年おすすめ同人エロゲランキング9位:親戚セクハラえっちシミュ
怒涛の超コスパゾーンが9位10位と続くことになった。
10位のコスパも相当なものだとワイは思っているが、さらに本作はコスパがいい。
マジでコスパが超いい。群を抜いている。
中身は場面切り替えもあるし、しっかりとしたおさわりゲームである。
こんなにちゃんとしててこんな値段でだいじょうぶなのか、こっちが不安になるというわざとらしい広告をしてみてもいい。
でもマジでちゃんとおさわりできる。すごい。
どこのどういう世界でこうなってるのかはわからないが、ワイもこんな親戚の子が欲しかった。
セクハラとはいえダークな雰囲気は一切ないので(ワイは不満だが)そういうのがいい人類にはイイネ。
全編モノクロでそんなにしっかり描かれてるわけじゃないけど、ビジュアルが弱くないのも◯。
せめてめっちゃ貧乳にするわけにはいかんかったんかこれ? と思わざるをえない。
ただ逆に言えば少々好みからは外れてても推せる安心の1本でもある。
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2024年おすすめ同人エロゲランキング8位:さらけだせ!野外露出配信
芸術的貧乳。
これだけで充分なほどに芸術的貧乳である。
ちなみにワイは露出も配信も苦手ジャンルである。
嫌がってないのは抜けない。
ただ見事すぎるほどに貧乳が貧乳である。
貧乳や露出以外の要素としてはいたってふつう。
戦闘のないRPGとはまあこういうものである。
貧乳が豊作だったらランクインしなかっただろうが、ただ貧乳に飢えたときには手に取っていい1本でもある。
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2024年おすすめ同人エロゲランキング7位:アイリス☆クロニクル
古いのは古い。
これは残念ながらあんまり褒め言葉ではないのだが、まあまあ古さは感じるとは思う。
ゲーム部分について言えばエフェクトがまあちょっと昔の感じでダルいし、ステータスというか選択肢が多くて面倒ではある。
難易度は自分で選べるのでエロに支障はないのだが、おもしろいというほどのものではないことは付言しなくてはならない。
ただ古いことがレベルとは関係ないことがわかる作品でもある。
お値段はこのランキングで紹介した中ではトップクラスに高いが、ビジュアルを体験版でもなんでも見てみて、許容範囲内であればかなり有力候補になるだろう。
作品に込められた熱量的にはもうすこし上であった可能性もあるが、残念ながらナウいトレンドモンキーのワイには古さがすこし気になってしまった。
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2024年おすすめ同人エロゲランキング6位:なついろレッスン
女児を持つ、もしくはこれから子作りする人類は閲覧注意な逸品。
あまあまと書いてあるけど、ワイ的には擬似的凌辱作品。
ヒロインの親に感情移入したとき、あるいはBBSモノとして仮定した場合に、とんでもない取り返しのつかなさにやべえわ、ってなる。
NTRじゃなくて純愛ってずっと書いてあるんだけども。
ヒロインには、いや、騙されてんぞ、と真面目に説教したくなる(そしてたぶん効果はない)。
いやまあ、じつは騙されてはないんだけど、でも選んだらあかんよ、それは(と当人に言っても通じない)。
っていうか親もしっかりせえやマジで、ここまで箱に入れてんのにここで出したらアカンて。
登場人物のだれにも悪意とかないんだけど、しずかちゃんが自分の親戚だったとしたら、のび太はアカンってなるやろ。
人柄がいいのは大いに結構なんだけど、別の人の彼女になった方がいいよ。
険しい道のりであるのは努力や順応を怠った結果であって、このさきヒロインが仮に添い遂げたとて変わらないよ、たぶん。
というような贔屓目のガチアドバイスをしてしまう程度にヒロインが可愛い。
こんなこじらせた感じでなくとも、ぬるぬる動くのぬるぬるがレベチというシンプルな推しポイントもある。
そりゃあ順位なんて高いに決まってるし、売れるに決まっている。
ちなみにこのランキングにおいては、出てきた直後は2位はあるだろうなと思っていたのだが、あるNTR作品の登場によって順位を結構下げてしまった1作でもある。
疑似凌辱よりもマジモンの方がやっぱつえーわ、っていうシンプルなインパクトが影響した。
完全なあまあまとして考えるとワイの中でトップ10入りしたかはわりと怪しい。
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2024年おすすめ同人エロゲランキング5位:闘技女王ヴァイオラ
JSK工房の名を聞いたことがない者は同人エロゲの古参は名乗れない。
そして、ここまでJSK工房は基本的に「イケるけどクセがある」的な立ち位置だった。
すくなくともビジュアルについては、クセがあると良くも悪くも言われる立ち位置だった。
ただ今作はシンプルに比べてもビジュアルにアドバンテージがある。
クセを持ちつつ正統進化した結果たどり着いた境地と呼べるかもしれない。
ゲームもじつはちょっとおもしろい。
クセがあるというか、まあこれまでJSK工房に触れたことがあればその想像のままだが。
もうJSK工房はJSK工房でしかないのである。
人類は必ず通る道である。同人エロゲ道を歩く人類が100%必ず通過するべきポイント。
JSK工房とはそういうものなのだが、ただ今作に関して言えば通過ポイントが強すぎる。
これを素通りできる人類はそう多くはない。
これまでJSK工房を食べてこなかった人類はここから食べ始めるべきである。
ワイはJSK工房ランキングが作れるくらいには好き。
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2024年おすすめ同人エロゲランキング4位:下着が濡れたら Pappy-Long-Legs
夏色レッスンとこれから出てくるNTRモノが登場するまではまあ1、2位やろな、と思っていた作品。
文句ない名作ではあるんだけど、ちょっと操作性が甘いのと2度めの言及だが後半に登場した上位のNTRモノの影響。
どうしても正統ガチガチの凌辱系NTRが来てしまうとほんのり凌辱系はインパクトが下がるのと、くだんのNTRモノの自由度が著しく低いので、自由度が高いものを求めがちになってしまう。
満足した度数で言えば、かなり高いしフェチっぽさもあっていい。
ただおさわりとしての出来が1位との差がちょっとあったと思う。ビジュアルは勝ってると思うけど。
シーンがちょっとわかれすぎていたと思うんだよな。それがいいという派閥はいるだろうけど、ワイとしてはもうちょっとシームレスにエロに行き着きたかった。
要するに1、4位(本作)と2、3位というのが結構密に作用しあっていて、この発売順だからこの順位になっている。
本作は2、3位に比べればおさわりゲーなので自由度はあるんだけど、ただ1位に比べれば自由度は低い。
ゲームとしては2、3位よりもゲームっぽいんだけど、破壊力のようなものは2位よりも低い。
つまり、2位がいなければ1位もあったという良作。
お、算数の問題かこれ?
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2024年おすすめ同人エロゲランキング3位:LOOK.hac -ルック・ハック-
音声オンリーのキャラはいらなかったんじゃなあい? とねちっこく問い質したい作品。
ぶっちゃけると、ワイはちょいちょいゲームに入ってこようとする音声勢は嫌いである。
本作はゲーム部分の出来がいいので推せるが、ワイが音声勢は好きではないということはこのゲームの評価にも影響はある。
音声も好き、という人類にとってはもうすこし上のランクになるのかもしれない(ならないのかもしれない。ワイには音声部分の判断がつかない)。
ただそんなことは全然関係なく、全開放DLC商法にはゲロマイナス点をつけている。これは音声サークルだろうがなんだろうがマイナスである。
自分でめんどくせえ仕様にしたくせに追加で金とってんじゃねーよ、というシンプルなムカつきを覚えたからである。
200円という価格設定が微妙に儲けに来ててムカつくし、追加要素ないのはあかん。100円以下なら文句は言わず(ズルいけど)一種の宣伝の方法やなあと思っただろう。
音声オンリーのキャラつけてかさ増ししたり、全開放DLC販売だったりというサークルへの不信感は正直ある。
音声作品がDLsiteでゲームとわけられてる理由を考えろよ、と。
AIよりもなんちゃって音声勢の方が悪質だとワイは思う。
いかん。2024年のランキング上位なのに販売スタンスへの不満ばかり書いてしまう。
ほぼ同時期に出た「すと~きんぐ」(動きとモデルが個猿的に突き抜けておらず次点グループ)と売れゆきにこれだけ大差がついたのはゲームそのものへの解像度の差である気がしてならない。
といいつつ、このサークルの次作はまんますと~きんぐのパクリでバカ売れしているので、ユーザーも悪いよユーザーも!!!!!!
すと~きんぐに対しては根本的にゲームとして敗北しているが、それ以外は本作が勝っている部分はかなり多いとワイは思う。
同人エロゲはエロあってこそだから、ゲームで負けていても全体の敗北になるとは限らない(1位と2位の差がそこだったことからは目を逸らしつつ)。
さて、ここに本作の大きな落とし穴があるわけである。
音声を武器にするということは、ゲームの音声が優れているということであり、音声作品にゲームをつけていたのではゲームとして評価がされることはない。
音声のみのキャラをばっさり切って、自由度が高かったらどれほど売れたのだろうかという作品。
つまり、ポテンシャルだけならば本年ナンバーワンであったと思う。
高レベルのプラス要因もかなり多いが、ケアレスミスレベルから同人エロゲの深いところでナメてる問題まで幅広いマイナス要素を備えている。
続編が出るようなので改善を切に願う。
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2024年おすすめ同人エロゲランキング2位:カーヴァさんちの楽しい闘病生活UC
本年エロランキング1位と言っても過言ではない。
NTR界の教育ママ。
自由度を完全圧殺、徹底管理されたNTR。
ゲームはほぼ自由がなく無駄に長く工夫のないマップをなんのギミックもなくぐるぐるするだけのシンプルな駄作である。
ただ、ガチでテキストが強い。
ここまで来ると仮に完全紙芝居だったとしても褒めた可能性がある。
一般的に言うエロ同人ゲーにおける文章力とは(動作を伴う演出も含めた)間であり、シチュエーションであって、文章そのもののうまさはじつは関係がない。
と、ワイは思う。なぜなら同人エロゲーの文章力は総じて低いから。基本的にはテキストで勝負みたいな作品は取るに足りない程度の筆力しかない。司馬遼太郎とか井上靖がエロいことを知らない人類が書く文章はエロくない。そもそもハナからレトリックでは勝負にならないのだ。基本作法すらなってないのが9割9分9厘9毛9糸で、たいていはすくなくとも文章に関してはこれまでなにも積んでこなかったのが透けて見える。オリジナリティあふれる表現だと思っているものは稚拙すぎて誰でも思いつくからプロはやらないものでしかなく、たとえば柳美里とか三田誠広とかの芥川賞作家さまがそういうのをやったことあるけど、ぶっちゃけどっちも文章褒められたことないし、賞の裏打ちすらない状態で凡庸な表現を奇抜って言い張るのたのしい? そもそもよ、そもそもそういうので戦うつもりだったらロレンス・スターンくらいまで戻るんか? ルイス・キャロルくらいまでは行くんか? ていうか、舞城王太郎とか村上龍とかさ、ここ数十年でこういう前衛的な部類の作家ですらせいぜい文字サイズいじりで、いや待て『69』はようやっとるほうじゃないか説もあるぞ。でも『69』文章力評価されたことあるか? 『阿修羅ガール』を表紙以外でいいなと思ったことあるか? とまあ、結論を言うと、同人エロゲーの文章技法は正真正銘論ずるに値しない。本文章は特定の作品を想起して書いたつもりではないが、ムカついた作品はあったからやっぱりちょっとその作品への苛立ちはこもっているかもしれない。
しかし、本作はテキストで圧殺しにくるストロングスタイルである。
まあうまいんだわ、文章が。
ワイも長いこと同人エロゲをやっている猿だが、同人エロゲでシンプルに「筆力」を褒めるのは初めてである。
文章に自信あるんだろうなというのが伝わってくる。丸山健二だったかが「書き慣れた人の文章は読んだらわかる」的なことを書いてたけど、そんな感じの手練れ感のある文章。
それでいて間もいい(いや、むしろ当然だが)。絶対に勧めないけど本作のフォロワーをやるのであれば、「間」と「筆力」の両方がこのサークルにはあるということだけはゆめゆめ忘れるな。
クソエロいのは同意するが、真似ていいものではないとワイは思う。思っているよりも力量差はあるというところからスタートしなくてはならない。
ビジュアルも全部エロいのがやばい。
サブキャラ2シーンしかないけど、めずらしくヒアウィゴーしたわ。
ヒロインはやっぱり最後が強いね。
当たり前なんだけど、山小屋は強すぎるわ。本作はそこまでもレベルが高いが、やはり山小屋は別格。
1番から8番までクリーンナップみたいな空気出しててどんな打線だよ、って思ってたら9番が桁違いの強打者だったときの効率無視した不合理な絶望。
名作エロであろうことを疑う余地がない。
……が、ただ1点。
ゲームの自由度を殺すというのはやはりゲームとして褒められたものではないとワイは思うゆえ、2位となった。
1位との差はゲームでとれる選択肢の自由度でしかなく、なんならそこ以外は本作が圧勝していた。
ただワイは同人エロゲーを買っているのだ。同人エロゲーのランキングをつけているのだ。
ゲームとしての出来を加味しないわけにはいかない。
本作はスキルがあるからもつだけであって、並の文章力のサークルがこういうのでいいんだよ、してフォローしないことを切に願う。
ここまでのランキングでも言及されているとおり、本作の波及効果として、自由度の低いゲームのランキングを軒並み下げることになった。自由度が低い部門で本作に勝つのは至難の業である。
本作に似ていること、本作の影響下にあることはおそらくはマイナスに働くことの方が多い。
教育ママはひとりでいいし、そもそも美人でなければ絶許である。
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2024年おすすめ同人エロゲランキング1位:遭難少女と山男
まさかこれが1位だとは誰も思うまい。
ワイも思わなかった。
ただ見返してみたらどう考えてもワイにとっての今年ナンバーワンは本作でしかなかった。
これが評価が世間でそれほどでもないことは理解しているんだよ、ワイだって。DLsiteで星4.5になってるしね。
ただもうこのクソシンプルなゲームがたまらなく好きなんだよ、ワイは。
オホってるの全然好きじゃないし、ゲームは言うてめんどくさい。
いろいろやってるとまあまあバグるし、奥行きも深いとは言えない……。
しかしね、貧乳、凌辱(言うほどか?)、アナリスティック、ありがとうございました。
本当にありがとうございました。
ワイの癖直撃のバフ積みまくった一撃が決まった。
ワイのランキングだからね、こういうのでいいんだよ、こういうので。
ワイと癖が被ってるなって思った人類は迷わず買っていいぞ。
本来のこのブログの目的はそういうもんだしな。だって、買うやつはみんなもんむす買ってるだろ。
ワイと好みが似てるなって人類はマジで全員買え。
モノクロなんて関係ないよ連打でちょっとバグるけど。
まあでも欠点よりもいいところがデカい作品が結局目立つんだよ、っていうあれ。
エロい部分をゲームにしている本作の評価が高いのは時代的に必然だと思うのだ。
いや、妹ってすごくね? いぬすくって神じゃね? と大国を称えるのは容易いが、いぬすくにはないよさも本作にはある(貧乳とか)。
ワイとの癖合致率がめちゃくちゃ高いというのはあるが、ぜひお手にとっていただきたい1作である。
ちなみに、2位とは極めて僅差で、ランキングを作った日が違ったら逆転することもあったろうなとは思う。
が、ただゲームとしての自由度で本作はやはり小規模だけれども勝っていた。
エロゲーなのでエロシーンに自由度は求めたいタイプの猿なのである。
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2024年エロゲ総評
さて、偏りに偏ったワイのランキングはさておき、一般的に2024年の同人エロゲは「すと~きんぐ」であろうかと思う。ワイはちょっとゲームとしては満足できないように思うが、3D強いよなー。
「古式マッサージ」という説もあるだろうが、これは買ったものの正直に言ってこのゲームのなにがいいのかがワイにはよくわかっていないのであまり書くことがない。
どっちかだとは思うが、この2択ならワイとしてはすと~きんぐを推す。
その次くらいが「メメリス」だと思うのだが、この作品、ワイは本当に最後まで気になったのだが、なぜか買わなかった。両方フリーだったら1回は付き合っただろうけど、4年間1回もどちらもフリーだったことがなかったため付き合わなかった大学の同級生みたいな関係である。
妹とか天使ちゃんとかメスブターとか、DLCは超豊作だった。
1点、気になることとしては、あきらかに評価がおかしい作品が増えたということである。
どう見ても未完成品に星5をつけるレビュアーはなにを考えているのかは知りたい。
あと一生更新されないアーリーアクセスは詐欺だと思うわ、ワイは。
全体的に豊作だったように思うが、冒頭でも触れたとおりもはや貧乳派は風前の灯である。
マジやばい。というか、似非つるぺた族増えすぎ。全然おまえ貧乳じゃないよな? っていうやつまで貧乳名乗るの本当にやめて。
最低でもA。AAAで上等であるということを忘れてはならない。あろうことか貧乳名乗りながら揺らすとかマジ経典にエロいことば見つけて蛍光ペン引くくらいの暴挙だぞ。
2025年の展望、個猿的には
ゴールデンフィーバー 5年
みこにそみ 6年
愚舎 5年
パルティア教団 6年
鰯ya 5年
そろそろこのへんどうにかならんか?
生存確認できてるのが余計に苦しいぞ。
覇権的な大きな流れの話をするなら、みこにそみが出たら2025年の覇権やと思ってる人類多そう。
ワイもそうだと思う。
鰯yaとか愚舎は出たら最低でも万本売れるとワイは確信しとるけど、どっちも今年も出る気がせんな。
それではまた気が向いたらお会いしましょう。