『僕と彼女と線香花火』レビュー・感想:今後への期待感はあるNTR

2月は一体最後の土日で何本同人エロゲを出せば気が済むのか。
出るときは出る、出ないときは出ない。まさに同人エロゲ的月間であつた。

発売の前週に期待値のピークを迎えた本作、ワイの中では同時期発売のギャルに若干押された感もあったものの、無事に致命的バグもなく発売されたのでまあいいかとりあえずレッツヒアウィゴー。

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『僕と彼女と線香花火』基本情報

ワイの評価[star rate=”2.5″ max=”5″ number=”2.5″]
タイトル僕と彼女と線香花火
サークル肉助
価格1,980円
販売本数2,000(DLsite)※2023年2月26日時点
発売日2023年2月25日

作品リンク

DLsite

『僕と彼女と線香花火』のエロさ

ビジュアルのエロさ

3Dは硬い。そしてあまり動かない。少なくとも最新の感じではなくて、「令和最新版」くらいのノリ。すごくダメというわけではないんですけど、まあウリにはならないかなあ、くらい。
幼なじみは可愛いというか、可愛い角度があるというか、可愛くない角度もあるけど、まあでも総じて可愛い。
つまり、だいたい平均的……人によってはすこし上下するみたいな微妙なライン。サムネ通りなのでイケる人はイケるし、サムネで無理なら無理、みたいな感じ。サムネ詐欺とかではない。
ワイ的にはやや可愛い寄り。

ストーリーのエロさ

エロいはエロい。
頭がおかしい人たち(褒め言葉じゃないシンプルな悪口)による常識確認の場ではあるので、そこを気にしたら負け。
突如常識を思い出したり、ネットで調べた常識を振りかざしたりしてくるので、いや、それはいくらなんでも考えたらわかるだろ、主人公の偏差値2かよ、ってなるシーンはいただけない。たいはんのNTRがそうはならんやろ、の上にできていることは認めるが、本作は異常な常識をベースに進行してるのに、論理の中にふと現実世界の常識が出てくるので、おにぎりの中にカピった米粒入ってる感がすごい。現実に引き戻したらいかんと思います。
この世界観で警察とかセクハラとかなんの意味があるのか程度には全員超異常者なので。
超名作ではないNTRはファンタジーなので、警察とかセクハラとか言って真剣に法律のこと持ち出したらいかんでしょ。舞台中世なのに石油製品あるのおかしいよね(ニチャァ)。
ちょっと夏色のコワレモノ感はある設定だけど、まあまあ場当たり的。夏色のコワレモノすごいってなる。
あと昭和を感じるメタはスベりまくってて、正直センスは感じない。

特筆しておくべきエロさ

特筆することはないかなー。
ただ、これ全然伝わってないと思うんですけど、総合力としてはひどい出来というわけではないんよな。普通にヒアウィゴーできるし。
粗は目立つというかこれからに期待感がすごいというだけ。ディテイル無視したらまあまあNTR。名作までは行かないけどフェティシズムを感じるというか、充分NTR。

『僕と彼女と線香花火』の基本的な構成

ジャンル、ゲーム部分について

サークルはRPG申請もまあまあ紙芝居に近いADV。ルート確定したら基本的に寝てても進行する。
マップはタルい。タルいのを理解しているのか、ルート制御のためなのか、ショートカットが終盤では現れる。
フラグが見え透いているというか、確定タイミングがあまりに明白なのもマイナスポイント。フラグの立て方がわかりやすいわけではないのに、ここから紙芝居! みたいなのがはっきりしすぎている。
あとおま環かもしれないが、セーブメニュー起動がめっちゃもっさりしているのはポイント低い。
ゲームとしては普通の同人エロゲのはずなんだけど、ところどころ致命的に不慣れというかまあ、処女作だよね、という部分があるので、比較的ひどい部類。処女作忖度入れるなら普通かな。

攻略の難易度

サークルのCi-enを見ましょう。まあまあ無理というか、そこまで頑張るゲームではない。

ネタバレあり、サークルのCi-en攻略情報

マップの全箇所回って何周かする前提ならネタバレなしでたどり着けないことはないかと思います。クソゲーというほどひどい難易度ではないとは思いますが、時間制限あるのでまあまあシビアではあるかと。

『僕と彼女と線香花火』のWEB上の評価・評判

Twitterや掲示板、他の感想サイトをさっと見た感じをまとめます。
あくまでワイが記事を書いたときに見てきた感じなので、正確には自分で調べて欲しい。

Twitterでの評判

あんまりなかったんですよねえ。このくらいの販売本数のほうがむしろBOTの連呼が目立つという結果なのかもしれない。
数少ない感想はまずまず上々な感じでした。

サイト・掲示板の評判

レビューは毎度の絶賛。絶賛風のディスとかではなくシンプルな絶賛。
掲示板はどうでしょうねえ。ビジュアルに対する不満が多かったような気がしますね。ほぼ同時にえのきっぷ来てしまったので、持ってかれた感はあります。ワイもえのきっぷ来ると思ってなかった笑 2月すごい後半寄りまくったなー。
DLsiteの星は次回作考えると欠けさせたくはないところだと思うのだが、このまま1万本近くいったりするとたぶん欠けるであろうと思われる。

『僕と彼女と線香花火』をおすすめできるか

誰に推せる?

処女作チェックしたい人は買ってよい水準ではある。シンプルにデビューじゃないと思うとリピはしないかなー、って。デビュー作としてカウントしたら普通水準……か、ちょっとディテイルが全体的に甘いのでそこだけ弱いかも。

誰が買ってはいけない?

快適なゲーム。サークル自体がゲームをつくるのには慣れてないので、難しいところ。いやでもそれがよさでもあるんですよ。

『僕と彼女と線香花火』は月に向かって吠えられる作品か?

吠えないかなー。駄作というわけではないと思うんだけど……。いずれにしろ次回作でわかると思うのだが、サークルのこだわりと称しているリビドー的ななにかは借り物なのか、自前のものなのかで大きく違うように思う。今作では自前にしてはオリジナリティとかディテイルへのこだわりが物足りなくはあった気がした。

『僕と彼女と線香花火』をFAQでリズミカルにおさらい

ワイだよ、類人猿だよ。全然気づかれてないと思うけど、ここの文章のノリは栂の木二中のファイアーシスターズのときの予告のノリを短くやるだから、うまく書けてたとしてもわーすごいねー以外の効果はないんだよ! 今回の出来はたいしてよくないね!
そんなわけでリズミカルにいってみよう、「僕と彼女と線香花火」のダイジェストFAQ!
FAQのあいだに買うか買わないか決めてくれよな!

Q
プレイ時間は?
A

紙芝居部分をどうするか、ルート全部ちゃんと見るかによるけど4時間くらいは見ておいたほうがいい

Q
サクサク?
A

独立したゲームをさせるための探索パートがあるので、サクサクはしてない。ただそれほどエロが遠いな―、みたいなことを言うほどでもない。

Q
ゲームとしては?
A

事実上紙芝居。探索部分はあるけど、活きてない。

Q
エロいんか?
A

ドチャクソ、と答えるほどではないけど、パワー自体はある。処女作としては充分。

Q
ヒアウィゴーできますか?
A

NTR感があって、訴求はNTR全面押しなので、NTR好きしか買わないだろうと思うのでできると思います。癖と訴求が一致しているのは好感。

Q
高い? 安い?
A

んー、ちょっと高いかなあ、くらい。なんか数百円くらいなんだけど。1.5Kくらいの感じはする。1Kって売るサークルもないことはないと思う。

Q
売れ行き的にはどうよ?
A

充分売れてるほうだと思います! むしろ早すぎるペースで売れている気配があるので、ランキング上位維持してさらに売れるとDLsiteの☆が欠けてしまいかねない。NTR訴求でじわ売れて☆5キープのほうが次回作にとってはいい気がしますね。

Q
このレビューに迷いは?
A

☆は2.5と3で悩んだ。文章全体的には辛口めな気がするが、まあ処女作補正はあるかも。文章読んだら☆2くらいの感じに見えるよね。

・デビュー作ということを考えればイケる
・ゲーム部分はやはり厳しい
・あんまり動かない
・ストーリーは並のNTRだけど、NTRはNTR

DLsite
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この記事を書いた人

同人エロゲームを継続的に10年以上、年間およそ60本(月に5本程度)を購入する猿。
年々増えている気がするが、特に気に留める様子もない。
基本的に口が悪い。特にストーリー部分の齟齬にうるさい。あとNTRはめちゃくちゃ好きなわけじゃないのにNTR警察チックな指摘をするクセがある。
アクション系のゲームに厳し目(下手だから)。

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